妄想ツイートが話題のライター「さえりさん」による、食と恋のエッセイ集。
WEBマガジン「アマノ食堂」の人気連載が待望の書籍化。公開と同時に世代を超えて多くの支持を得た表題作「口説き文句は決めている」ほか、22篇を収録(書き下ろし4篇)。
「たとえティファニーでの朝食が可能になってもわたしはそこには行かないだろう。必要なのは、住み慣れた部屋とベーコンと卵、それから寝癖のついた恋人だけだから──」(本文より)。
【著者プロフィール】
山口県生まれ。フリーライター。大学卒業後、出版社に入社。その後はWeb編集者として勤務し、2016年4月に独立。Twitterの恋愛妄想ツイートが話題となり、フォロワー数は合計15万人を突破(月間閲覧数1500万回以上)。難しいことをやわらかくすること、人の心の動きを描きだすこと、何気ない日常にストーリーを生み出すことが得意。好きなものは、雨とやわらかい言葉とあたたかな紅茶。著書に『今日は、自分を甘やかす』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。共著に『今年の春は、とびきり素敵な春にするってさっき決めた』(PHP研究所)。
【備考】
単行本(ソフトカバー):192ページ